元気が出ない、だるい、うつっぽい…
「雨の日は、仕事へのやる気が全く出ない」
「だるくて身体が動かない」
「一日中、眠気に襲われる」
「イライラして怒りっぽくなる」
「梅雨時は気分が落ち込む」
「季節の変わり目は、いつもうつっぽい」
気象病や天気痛に悩む人(=雨ダルさん)であれば、これらの経験をお持ちではないでしょうか。簡単に言うと、雨ダルさんは天気が不安定だと元気が出ないのです。
そして、この症状はまさにうつの人にも多く、これという原因をはっきり特定しにくい病気でもあります。環境の変化や精神的につらい出来事、また身についてしまっている思考パターン、さらには疲れや睡眠不足といった身体的ストレスなども複雑に絡み合い、脳内の神経伝達物質に異常が生じて発症すると考えられています。
症状も人によって様々なので、自分で判断がつきにくいのもやっかいなところです。最初は、気分が憂うつになって仕事や家事に手がつかず、不安な気持ちに駆られてイライラします。好きだったことに対して急に興味がなくなる、人と会うのが億劫になる、服装に気を遣わなくなる、過去のことを思い出してクヨクヨするといったこともうつの症状です。重症化すると不眠症を引き起こし、最悪の場合、自殺願望も現れるので、非常に危険です。
うつの場合、メンタル面だけでなく、様々な身体症状も現れます。疲れ易くなったり、動作が遅くなったり、食欲がなくなって体重が激減することもあります。うつの人の中には、精神症状が余りなく、逆に身体症状が強く出る「仮面うつ」の人もいます。そうなると、頭痛やめまい、吐き気、肩こりなどの症状も、うつが根本原因だったということもあり得ます。また、強い抑うつ症状はなく、漫然とした不安やモヤモヤした気持ちを抱えている「不安症」という心の病もあります。
うつをはじめ、心の不調は原因も症状も多岐にわたっていますので、自己判断せずに、心療内科や精神科で診てもらうことをお勧めします。

うつ病、躁うつ病(双極症)、不安症、適応障害、
パニック症、睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、
月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
強迫症、過敏性腸症候群(IBS)、心身症など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
なお、漢方薬による治療をご希望の患者様は、
診察時に医師の方にぜひご相談下さい。
当院のような心療内科では、
健康保険適用で処方することも可能です。
監修者:
新宿ペリカンこころクリニック
院長 佐々木 裕人
資格等:精神保健指定医、精神科指導医・専門医
所属学会:日本精神神経学会
参考引用文献:佐藤純著『「雨ダルさん」の本』


