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4つのお勧め「快眠マインドセット」【入眠障害】

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4つのお勧め「快眠マインドセット」【入眠障害】

入眠障害の多くは、ストレスや悩み事から起こります。よって、考え方を変えてストレスを軽減する、という方法は対策として有効なものになり得ます。ここで、4つの「快眠マインドセット」をご紹介します。それぞれ、「眠れない理由→解決法」という順でまとめています。

  

➊ 失敗しそうで不安→「想定外」はあると考える

 

物事は思い通りには進みません。思わぬアクシデントというものは必ず起きます。「このようなことが起きたらどうしよう」と心配して眠れないなくなることはありませんか。

 

 

自動車で目的地に行く場合、一回も信号に引っかからないなんてことはないでしょう。乗ろうとしていた電車がトラブルで遅れることだってあります。「想定外のことは起こり得る」として捉え、対処できそうなものだけ対処法を考え、そこで不安を打ち切ることが重要です。多くの家庭では、地震が起きた時の非常食などを昨今は準備しているかと思います。そうやって地震に備えておくことは大切です。けれども「明日、地震が起きたらどうしよう」とクヨクヨ悩むことに関しては、ある程度で打ち切ることが重要なのです。

 

 

➋ 失礼なことをしたかも→「他人の課題」には踏み込まない

 

人間関係で悩む人は少なくありません。特に不安になってしまうのは、きっと相手の気持ちがはっきりわからない時でしょう。「上司へのメールの返信が3日たっても来ないのは、自分が何か失礼なことを書いてしまったからなのか?」といったことを布団の中で考えていたら、いつまで経っても眠れません。

 

 

アドラー心理学の考え方の中に、自分の課題と他者(相手)の課題を分離する「課題の分離」という考え方があります。メールの返信が来ないのも、もしかすると相手の機嫌を損ねているかもしれないことも、それは相手の問題(課題)であって、自分の問題ではありません。こうした悩みは、「相手の問題」であると割り切って、考えないようにするのも一法です。

 

 

上司は何か悩み事を抱えているだけかもしれませんし、仕事が忙しくてメールの返信ができないだけかもしれません。つまり、自分の責任ではないのかもしれません。確かに、本当に避けられている可能性もありますが、その原因が分からなければ考えても仕方ありません。他人の課題には踏み込まず、自分は自分の課題に取り組みましょう。

  

 

❸ 決めなければならない→夜に「重大な決断」はしない

 

「明日までに○○を決めないと…」――というように、夜寝る前に難しい判断をしようとするのはやめましょう。何故なら、堂々巡りになって寝る時間が削られていくだけのことが多く、決断したとしても、その決断に自信が持てないことも少なくないからです。

 

 

悩み事や大事な決断を夜に考えても良いことはありません。夜、疲れた頭で考えるより、いったん眠って、朝の時間帯に考えた方が良いでしょう。そもそも、夜は考えがネガティブになりやすいと言われています。同じ問題でも、朝考えた方が、前向きな結論が出るものです。

 

 

❹ SNSで嫌なことを言われた→受け止めるか、割り切る

 

最近はSNSを通じて、見ず知らずの他人から攻撃されることも珍しいことではありません。誰だって、他人から批判されれば、大なり小なりショックを受けてしまいます。そんな時「やられたらやり返す。倍返しだ!」等と躍起になると、さらに相手の怒りに油を注ぎ、泥沼化してしまいます。相手にしてもしなくとも、大きなストレスとなり、寝付けない要因になります。

 

 

そのような時は、まず自分はそんなに立派な人間ではないと思うことです。自分にとって批判的な内容も「なるほど、そういう見方もあるか」と軽い気持ちで受け止めます。ネット上で反論したくなった場合は、相手だけでなく、その反応を見る第三者の目を意識して返信することが大切です。感情的にならず、冷静で丁寧な返信をされた場合、その姿勢を「誠実な対応」と見てくれる第三者がいるかもしれないからです。

 

 

このほか、SNS上の誹謗中傷は、大した考えもなくしているケースも多く、それに真剣に向き合うのは時間と労力の無駄にもなりかねません。

 

 

悩み事に対しては、上記の4つの快眠マインドセットを上手に参考にされてみて下さい。

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

自律神経失調症、うつ病、躁うつ病、不安症、

パニック症、摂食障害(過食症)、適応障害、

月経前症候群(PMS)、統合失調症、強迫性障害、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、更年期障害、心身症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

  

 

監修者:

新宿ペリカンこころクリニック

院長 佐々木 裕人

資格等:精神保健指定医、精神科指導医・専門医

所属学会:日本精神神経学会

 

参考引用文献:『一流の研究者たちが教える睡眠の科学』