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【心療内科Q/A】「自閉スペクトラム症の『アスペルガータイプ』って何ですか?」【大人の発達障害】

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【心療内科Q/A】「自閉スペクトラム症の『アスペルガータイプ』って何ですか?」【大人の発達障害】

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。   自閉スペクトラム症の診断基準を満たす方の中で、 言葉の遅れや知的能力に問題が見られないタイプのことを、 「アスペルガータイプ」や「アスペルガー症候群」と呼ぶことがあります。     アスペルガータイプの方々は、 論理的な思考をされ、かつ弁が立つ方も多いため、一見すると、 ASDの診断基準に含まれている「社会的コミュニケーションの障害」に、 気づきにくい側面があります。     しかし、長らく一緒に過ごされていると、 独特のコミュニケーションスタイルに気が付かれることでしょう。 例えば、話が一方通行になってしまい、独演会のような状態になってしまう、 本来の双方向である筈のコミュニケーションが取りづらい、 ……といったことが挙げられることでしょう。     また、状態像としては比較的軽度ではありますが、 同じ行動パターンを好む為、 イレギュラーな出来事への柔軟な対応を苦手とされていたり、 ご自身の興味や関心が引かれる仕事内容には一生懸命取り組まれる反面、 そこまで気持ちが引かれないものには中々熱が入らなかったり、 全体的に感覚過敏な傾向が見られたり、 ……といったことも人によっては見られるかもしれません。     このアスペルガータイプの方の中には、 知的能力や記憶力が優れている場合も多く見られます。 学生時代においては、成績が問題視されることは少なく、 もしろ「優秀である」という太鼓判を押されていた方もいらっしゃられます。 そして、その方の得意な領域・分野における「専門家」として、 社会的な成功に繋がっていかれる場合もあります。     しかし一方で、その「自分の信念を曲げず貫こうとする」特性は、 時として、身近な人や周囲の方々との間に、 度々摩擦や軋轢を生んでしまうことがあります。 このようなことから、一生懸命努力され、 難関と言われる学校や会社に入学・入社されても、 その後、このような社会的コミュニケーションの課題により、 上手く周囲と馴染めなかったり、躓いてしまったりすることで、 登校や出勤が出来なくなってしまう……といったことが、 昨今急速に増えてきていると言われています。       このコラムを読まれて、 ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください     当院では、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含むをはじめ、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、 睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。