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【心療内科Q/A】「大人の発達障害です、人との距離感が分かりません…」【大人の発達障害】

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【心療内科Q/A】「大人の発達障害です、人との距離感が分かりません…」【大人の発達障害】

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     私たちが社会の中で生きていく際、暗黙のルールとして、 その相手との適切な対人関係距離を掴むことが求められてきます。 それは心理的なものと物理的なもの、双方を指していますが、 発達障害、特に自閉スペクトラム症(以下、ASD)の方は、 この距離感を掴むことが苦手な傾向があります。     例えば、人との接近(接触)が苦手なため、 余りにも過剰に距離を開けてしまうような側面がある一方で、 少し打ち解けてくると、親しくなりたい気持ちゆえに、 一気に距離を近く詰めてしまうようなところがあります。 これは物理的のみならず、心理的距離感としても同様です。 この距離感を掴めなかったがゆえに、 時として他者から顰蹙を買ってしまうことすらあります。       一方、ADHD傾向のある方は、その衝動性がゆえに、 初対面の方であってもかなり距離を詰めすぎてしまう所があります。 それを「好ましい」と感じる方もいらっしゃられる反面、 戸惑われてしまう相手も少なからずいらっしゃられるかもしれません。         これはパーソナルスペースという社会心理学的な考え方と関連してくる内容です。 パーソナルスペースというのは、 その個人がその相手との「適度な心地良さ」を感じる距離と考えることが出来、 一般に、欧米人よりも日本人の方が、パーソナルスペースが狭い傾向があること、 同性間よりも異性間の方が、パーソナルスペースが広くなること、 親しい間柄(家族・恋人)であれば、パーソナルスペースは狭くなること…等々、 さまざまな内容や事柄が検証されています。     このように相手との心理的・物理的距離というものは、 非常にデリケートな側面が含まれているため、 難しい側面があるのは事実でしょう。     但し、こういった事柄に関しても、 その方ご自身のパーソナルスペースの取り方の特徴を知り、 具体的、かつ個別的なレクチャーと訓練を積んでいくことで、 改善されていかれることが知られていますので、 ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。         当院では、 大人の発達障害(自閉スペクトラム症、ADHD含むをはじめ、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、 睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。