□ 電話の音
□ 空調の音
□ ネットサーフィン、チャット、オンラインゲームをしてしまうこと
□ Eメールやチャットの通知を確認すること
□ 注意をひく机の上の他の物に気づいてしまうこと
□ ラジオを聴くこと
□ テレビを観ること
□ 部屋にいる家族や他の人が話していること
□ 窓の外を見ること
この中でご自身の注意をそらすものとして当て嵌まるものはありますか?
もし思い当たる物があった場合には、
それぞれの“気になり”に対して、
注意の逸れやすさを減らすための何らかの工夫や対策、対処法を
検討していく必要があるでしょう。
あくまで一例ですが、
以下のような事柄が注意散漫への対処法として活用できるかもしれません。
□ 電話の電源をOFFにする
□ 携帯電話はロッカーや引き出し、カバンの中に入れておく
□ PCを「機内モード」にする
□ ネットやEメールの画面を閉じる
□ 新着メールの受信音を切る
□ ラジオやテレビの電源を切る
□ 耳栓やノイズキャンセラーの使用(を許可してもらう)
□ 作業中の声掛けに対する配慮を周囲の人にお願いする
□ 机や作業場所にいま使う物以外は置かないようにする
□ 度々立ち上がらなくて済むように、いま必要な物は予め用意しておく
□ 作業机は窓から離れた場所に配置(をお願いする)
□ 視界に余計な物が入らないようにパーテーションの設置(をお願いする)
上記に挙げられた内容で、まだ試してみたことがないもの、あるいは、今後試せそうなものはありましたか?
大切なのは、「場所を決めること」です。
ご自分が「ここなら落ち着いて集中して作業が出来る」と思える場所を、
1つ見つけることをお勧めします。
そして、その場所を綺麗にしておく(片づけておく)ことで、
課題にも集中できるようになっていきます。
それは、ご自身の机や、そのそばにあるテーブル、
あるいはその他の「作業場所」になるかもしれません。
もし、ご自分の机を綺麗にしておくことが難しいようであれば、
綺麗にしておくことが出来そうな他の場所を見つけて、
可能であれば、そこを作業場所とされてみられてはどうでしょうか。
このコラムを読まれて、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、
睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫神経症など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。
