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【心療内科Q/A】「自閉症スペクトラム症(ASD)とADHDの症状は似ているように見えるのですが…?」【大人の発達障害】

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【心療内科Q/A】「自閉症スペクトラム症(ASD)とADHDの症状は似ているように見えるのですが…?」【大人の発達障害】

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。   自閉症スペクトラム症(以下、ASD)とADHDの症状の違いについてですが、 まずは、双方がそれぞれのコントラストを持って重なり合っている方が非常に多い、 ということを念頭に置いて考えられるとよいでしょう。   その上で、例えば…   ①場にそぐわない発言をしてしまう ②視線が合わせられない ③忘れっぽい ④落ち着きがない   といった症状が見られたとします。   しかし、その症状が起きる原因(背景)には大きな違いがあります。   ①場にそぐわない発言をしてしまう ASDの方…その場の状況を瞬時に把握することが苦手なため ADHDの方…衝動的に発言をしたくなってしまう特性があるため   ②視線が合わせられない ASDの方…非言語的なコミュニケーションを取ることが苦手であるため ADHDの方…長時間の集中と注意の維持が難しいため   ③忘れっぽい ASDの方…抽象的・曖昧な指示の理解が難しいことが原因となりやすいため ADHDの方…不注意によるため   ④落ち着きがない ASDの方…状況に応じた行動をとることが苦手であるため ADHDの方…多動性・衝動性によるため   このように表面的に現れる「症状」は同じでも、 それを生じさせる「原因(背景)」はかなり異なっていることを知っておくことは、 今後の対策や対処法を検討されて行かれる上でも、 大事なポイントとなってくることでしょう。   上記の内容を読んで、お心当たりがある方は、どうぞ当院にご相談ください。   今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願いいたします。