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【心療内科 Q/A】「月経前に“過食”になりやすいのは、何故ですか?」

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【心療内科 Q/A】「月経前に“過食”になりやすいのは、何故ですか?」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     排卵から月経直前の2週間は、特に血糖値が下がり易い時期だと言われています     通常、血糖値は食後4~5時間かけて上下しますが、この生理前の2週間は、女性ホルモンの影響で2~3時間で上下してしまいます。これによって、この時期は、食後に血糖値が上がってもすぐに下がってしまうため、頻繁に何かを食べたくなってしまいますこのことが、月経前に食欲が増す理由の一つです。     また、血糖値が下がると交感神経が優位になるため、攻撃的で興奮した気持ちになります。それが、月経前のイライラ感に繋がることもあります。     最近流行りの炭水化物をカットする食生活にこだわり過ぎてしまうと、必要以上に血糖値を下げることになってしまいますので、炭水化物をカットし過ぎない、バランスの良い食生活をぜひ心掛けて下さい。     このように、月経前、女性は誰しも血糖値が下がり易くなるため、食欲が増したように感じます但し、この働きは、月経前の正常な身体の働きでもあるため、無理に食欲を我慢することは、逆に月経前症状を悪化させることにも繋がります     そこで、この時期は「何をどのように食べるか」が大事になってきます。     例えば、間食される際は、なるべく直接糖(砂糖)が沢山使われた甘い物は控えるようにしましょう血糖値が乱れ易い時に、甘い物を食べ過ぎると、さらに血糖値の急上昇と急降下を招き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。     もし、間食をされるとするならば、良質の脂質・タンパク質を含み、栄養価が高く満腹感のあるナッツ類がお勧めです(もちろん、それでも取り過ぎには気をつけられて下さい)。       当院では、 月経前症候群(PMS)、PMDD(月経前不快気分障害) 自律神経失調症、心身症、更年期障害、冷え性、 うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、 睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、パニック症、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、 統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。