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【心療内科Q/A】「大人のASDを疑っていますが、現在の薬の処方で良いのか気になっています…」【大人の発達障害】

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【心療内科Q/A】「大人のASDを疑っていますが、現在の薬の処方で良いのか気になっています…」【大人の発達障害】

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     大人の自閉スペクトラム症(以下、ASD)の方は、その特性による過敏性のために不安や緊張が強く、ネガティブな体験に囚われたり、フラッシュバックに苦しめられたりすることで、睡眠障害に悩むことも多いと言えます。       そういった前面に出ている病状だけで診断をされてしまい、安易に薬物療法(投薬治療)に頼ると、抗不安薬などへの依存が時として出てしまい、薬を止められなくなってしまうことも起こり得ます。       また、ASDを見落とされ、ADHDに拠るものと誤診されて、ADHDの治療薬である中枢刺激薬等が投与された場合、却って過敏性が悪化したり、不安や抑うつの症状が長期的に強まってしまったりする場合もあります。         薬物療法(投薬治療)は、適切に行われれば、大変有用な場合もありますが、そういた場合にも常に効果が期待できるとは限らず、投薬治療による“限界”があることも知っておいた方が良いでしょう。むしろ本当に必要なのは、心理社会的サポートです。     青年、成人といった大人の場合も、かつて考えられていたような、回復困難な障害ではなくなりつつあります。   今までは、発達障害というと固定した障害と考えられがちでしたが、近年そうした壁は破られつつあります。       脳は高い可塑性(機能的、構造的に変化する性質)を持つ器官です。   例えば、脳梗塞で歩けなくなったり、上手く喋れなくなったりするようなケースでも、リハビリを行うことですっかり回復する場合もあります。   ASDもそれと同様、場合によってはそれ以上に、トレーニングによって、機能を改善することが、可能になってくるのです。         このコラムを読まれまして、 ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、 大人の発達障害(ASD、ADHD含む)をはじめ、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、 パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、 統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。