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【心療内科Q/A】「『過剰適応』って何ですか?③」

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【心療内科Q/A】「『過剰適応』って何ですか?③」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     職場において過剰適応をされてしまう方に共通していることが、「(周囲に)助けを求められないという点です。     例えば、「他の人に仕事を押し付けるみたいで申し訳ない」「これ位皆自分でやっているから私も自分でやらないと」「自分以外に頼める人がいない」…等々理由は様々ですが、心当たりのある方は要注意です。解決策を「もっと自分が頑張る」という自力頼りになりがちで、ついつい一人で抱え込み、パンクしてしまう可能性があるからです。     そもそも「過剰適応」をされる方は優秀で、なまじ頑張ればできてしまう所に“落とし穴”があると言っても良いでしょう。     頑張っても定時内で終わらない、ちょっとした休憩も取れない程忙しい、毎日緊迫していて心が休まらない等といった、ご自身の過剰適応に気が付かれたら、まずは周囲の人に相談してみましょう上司、同僚は勿論のこと、場合によってはIT技術に詳しい人に、何かしらの効率化の手段がないか聞いてみるのも良いでしょう。     業務を調整したり減らしたりすることに罪悪感を抱かれるかもしれませんが、こういった気づきや訴え、工夫や改善案を出していくことは、働き方改革にも繋がります。もし、合理的で効率的な他の手段や方法がある場合は、ぜひ積極的に提案していきましょう。但し、考える余力も最早なく、もう倒れるギリギリといった方は、即上司に相談されることをお勧めします。上司の側としても、「気になっているのだけれども、こちらから切り出すのも、頑張っているところに水を差してしまうかもしれないし…」と、その方ご自身が言い出してくれるのを待っていることが、かなりのケースであるのも事実なのです。       このコラムを読まれまして、 ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、 興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、適応障害をはじめ、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、 うつ病、躁うつ病、不安障害、摂食障害、自律神経失症、 パニック障害、睡眠障害、アルコール関連疾患、心身症、 月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、ネット依存など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。