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【心療内科 Q/A】「漢方の『冬病夏治(とうびょうかち)』の意味を教えて下さい」

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【心療内科 Q/A】「漢方の『冬病夏治(とうびょうかち)』の意味を教えて下さい」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     中医学(漢方)には、冬病夏治(とうびょうかち)」という言葉があります。これは、冬に発症する慢性の不調や陽気不足による不調を、夏の養生によって好転させる」という意味です。夏は「陽」のエネルギーが沢山溢れていますので、それを上手に利用して強い身体を作り、来るべき冬を元気に過ごそうという考え方になります。     例えば、冬に起こり易い(あるいは増悪しやすい)冷え性や生理痛、関節痛、神経痛等の不調は、「陽」の気の不足が原因となる場合が多いので、陽」気が高まっている夏の間に、重ねて「陽」を補うカボチャやニラ、長ネギ、ショウガ、シナモンなどを意識的に摂られ、体内に潜んでいる余分な「陰」を追い出してしまおうというイメージです。そういった意味では、「夏」は「養生」に最適な時期とも言えるのです。     だからと言って、暑い最中に汗をダラダラかくなど、心身にストレスを掛けてしまっては、却って不調を招きかねません。「心地良い」と思える範疇で行うことが理想です。     最近の夏は本当に暑いため、強すぎる冷房や冷たい物の食べ過ぎ等で、夏であるにも関わらず、逆に身体が冷えすぎてしまうことも多くなりました(=冷房病(冷蔵庫病))。元々冷えるタイプではない体質の方でも、秋冬になってから「陽」のエネルギー不足による不調が発症する可能性もあるので、夏のうちに「陽」も程よくチャージしておくことがお勧めです。       当院では、 自律神経失調症、冷え性、睡眠障害(不眠症)、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心身症、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、 パニック障害、月経前症候群、ストレス関連障害、 統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     なお、患者様のご希望や症状によっては、保険適用内で漢方薬による治療(漢方療法も行っております。ご希望の患者様は、診療の際に医師にご相談下さい。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。