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【心療内科 Q/A】「検査で異常なしでしたが、心臓の動悸が気になります…」

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【心療内科 Q/A】「検査で異常なしでしたが、心臓の動悸が気になります…」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     「心臓がドキドキする(動悸が気になる)」という訴えには、実は2種類のパターンがあります。     一つは、脈拍が早くなる、所謂「頻脈」です。こちらに関しては心電図検査などで「異常あり」として検出されることでしょう。     もう一つは、脈拍は正常なのですが、脈の一拍一拍の拍動が強くなっているものです。そして、こちらに関しては、循環器内科などにおいて「心臓がドキドキするのです」と訴えても、心電図や脈は正常ですので、「特に異常はありませんね」と医師から返されてしまいます。こういったケースの場合、交感神経の過緊張が原因なのですが、一般内科や循環器内科では自律神経の検査までは行われませんので、理解されないことが多い症状のひとつでもあります。     自律神経の過緊張による心臓の動悸は、急性のストレスにさらされたり、不安や恐怖の感情(例:「このまま心臓が止まってしまうのではないか」)やイライラが強く起こったりした際に現れます。更年期を中心とした比較的女性に多い症状であるのも特徴です。     対処法としては、「腹式呼吸」と、眼球を瞼の上から圧迫して副交感神経を刺激する「アシュネル反射(アシュネル法)」があります。     腹式呼吸」のやり方は、以前同コラム内にて、既にご紹介をさせて頂いております(参照:喉の詰まりや違和感~心因性の場合②)。ですので、今回は「アシュネル反射(アシュネル法)」のやり方を以下に記載させて頂きます。     ◆「アシュネル反射(アシュネル法)」のやり方◆ ①椅子に座り、目を閉じ、深呼吸をします。 ②片方の瞼を、人差し指と中指の腹で、静かに30秒程度押します(注意:眼球は強く押さないで下さい)。 ③1~2分程度で効果が感じられてきましたら、もう片方の瞼に移ります。       当院では、自律神経失調症をはじめ、 うつ病、躁うつ病、不安症、適応障害、心身症、 パニック症、睡眠障害(不眠症)、ストレス関連障害、 月経前症候群(PMS)、統合失調症、強迫症、摂食障害、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)等、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。