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【心療内科 Q/A】「対人ストレスで自律神経が乱れることはありますか?②」

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【心療内科 Q/A】「対人ストレスで自律神経が乱れることはありますか?②」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     前回のコラムは、対人ストレスで自律神経が乱れることはありますか?①でした。そこでは、対人関係や対人緊張によるストレスにより交感神経系の働きが昂ることで自律神経が乱れてしまわれるタイプの自律神経失調症があることを書きました。     今回はそのタイプの方が、ご自分で行うことの出来る「対策について、ご紹介させて頂きます。     このタイプの自律神経失調症の方に、真っ先に行って頂きたいことは、冷え対策です。何故なら、緊張により交感神経が過剰に働くと、筋肉が硬くなって血行が悪くなり、気が付かない内に人よりも冷えやすくなってしまうのです。     このタイプの方は、一見すると元気で体力も高そうなのですが、実は頑固な冷えをお持ちのことが多く、それが更に交感神経を緊張させてしまう……という悪循環に陥ってしまうのです。緊張をしていると、手足が冷たくなっていることに気が付かれるのは、まさにその状態だと言えるでしょう。     この「冷え」を防ぐことで、交感神経の緊張がゆるんで、副交感神経が高まり、その結果、自律神経のバランスが整いやすくなります他にも、「コリ」から起こる頭痛の緩和も大切ですし、血行を促すことで根本的な解決にも繋がりやすくなることでしょう。     以下に、具体的な改善ポイントを列挙させて頂きます。ぜひご参照下さい。     ポイント①「生活の工夫で冷えをとる」   冷えを解消するには、「首」「手首」「足首」の「3つの首(3首)」を冷やさないように気を付けることが肝要です。何故かと言いますと、「首」がつく身体の部位には、太い血管や血行促進に効くツボが集中しているので、そこを冷やさないようにして、温めていくことで、暖かい血液を身体中に送ることが出来ます。夏場でもクーラーで冷える場合は、「3つの首」を温めるようにされてみて下さい。     ポイント②「食生活で頭痛のケアを」   冷えからくる頭痛にお勧めなのが、サバやイワシ等の青魚と、しょうがです。これらを意識して食生活に取り入れられることで、冷えも頭痛も改善されていきます。しょうがには保温効果があり、青魚に含まれる「オメガ3脂肪酸」は、血流改善の効果に加え、脳機能を活性化させる働きがあります。青魚は缶詰に加工されているものでもOKです。     ポイント③「血行を促してストレスに強い身体づくり」   胃腸を温め、血管を拡張させ血行を良くし、毛細血管を丈夫にすう効果のある飲み物は、温かい飲み物と炭酸水です。もちろん運動や入浴にも血流改善作用があります。血行が良くなると免疫力も高まっていきます。       当院では、自律神経失調症をはじめ、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、 摂食障害、パニック障害、睡眠障害(不眠症)、 月経前症候群、更年期障害、心身症、 統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。