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【心療内科 Q/A】「『適応障害』では投薬はされないのですか?」

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【心療内科 Q/A】「『適応障害』では投薬はされないのですか?」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     適応障害」と診断をされた場合、投薬は必ずしもなされるとは限りません他の精神疾患においては、往々にして投薬治療がメインになりますが、こと「適応障害」に関しましては、投薬は「補助的」なものとしての位置づけになっています。     何故なら、適応障害は、外的要因(ストレス要因)が必ず存在してしますので、そこ(それ)から身も心も離れ、自宅安静に入るだけで改善する例がかなりあるからです。     確かに、適応障害の結果として「抑うつ症状」が生じるケースはありますが、それを「うつ病」や「躁うつ病」と同じような投薬がなされてしまうと、却って身体がだるくなり、意欲も気分も沈み、何も手につかなくなってしまうことすら起こってしまいます。     適応障害に伴う「抑うつ症状」は、合わない環境や刺激(ストレス)に対して起きる、ごく当然な一過性のストレス反応なのです。     適応障害の方に必要なのは、繰り返しになってしまいますが、まずはしっかりと休息をとられて、心身に余裕が戻ってきたならば、今後の対策を慎重に立てておくことに他ならないのです。そして、この「今後の対策」がしっかり練られる前に復帰されてしまい、再度調子を崩されてしまわれる方が相当数いらっしゃられることも忘れてはならないことでしょう。     主治医の先生との話し合いが必要なのは言うまでもありません。復帰前だけでなく、復帰後の方がむしろ慎重に通院が必要になってくるとも言えるでしょう。何故なら、今までになかった負荷が掛かるほか、戸惑いや想定外のことすらも起こり得るからです。     いずれにしても、もし復帰以前から想定されるストレスや不安要因がある場合には、そこの対策をしっかりと立てられること(=「セルフケア」)、そして、ご自身の調子にはしっかりと意識を向けておかれること(=「セルフモニタリング」)が、適応障害の治療においては何よりも大切なことになってくるのです。       このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、 気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、適応障害をはじめ、 うつ病、躁うつ病(双極性障害)、自律神経失調症、 睡眠障害(不眠症)、ストレス関連障害、統合失調症、 パニック症、強迫症、不安症、摂食障害(過食症)、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、 月経前症候群(PMS)、過敏性腸症候群、心身症など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。