六本木駅直結、徒歩0分の心療内科・精神科クリニック

【心療内科 Q/A】「『更年期障害』を中医学(漢方)的に考えると…?Ⅰ」 六本木 心療内科 内科 六本木駅ビルクリニック 【心療内科 Q/A】「『更年期障害』を中医学(漢方)的に考えると…?Ⅰ」 六本木 心療内科 内科 六本木駅ビルクリニック

【心療内科 Q/A】「『更年期障害』を中医学(漢方)的に考えると…?Ⅰ」

HOME > 新着情報一覧 > 【心療内科 Q/A】「『更年期障害』を中医学(漢方)的に考えると…?Ⅰ」

【心療内科 Q/A】「『更年期障害』を中医学(漢方)的に考えると…?Ⅰ」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     以前、同コラムにて3度目の更年期という概念について開催させて頂きました。今回はその続きになります。     中医学(漢方)では、更年期障害を、五臓の中で性ホルモンを司る「腎(じん)」の衰えと考えています「腎(じん)」は、生命エネルギーの源である「精(せい)」を蓄える臓器で、発育や生殖、老化などと深く関わっています。     また、「腎(じん)」には身体の「陰陽のバランス」をコントロールする働きがありますので、腎が衰えると、体温の調整が上手くいかなくなり、ほてり、のぼせ、冷え等の症状が現れます。加えて、「腎」の機能が低下すると、ストレスや精神状態に関わりが深い「肝(かん)」や「心(しん)」の働きにも影響を及ぼし、イライラ、不眠、動悸等の不調を起こすこともあります。現れた症状により、対処法が異なりますので、身体の変化に応じて、対応していく必要があるのです。     足腰の疲れ、耳鳴り、髪の毛が抜ける、白髪…など、老化(エイジング)によって起きる身体への悪影響は、繰り返しになりますが「腎(じん)」の衰えと関係しています。「腎(じん)」への食養生をしっかりと行うことがベースとなります。     さらに、陰陽の不足によっても症状が出ます。陰の不足は潤い不足による熱っぽい症状(ほてり、寝汗、乾燥、喉が渇く…等)が特徴です。牡蠣、山芋、クコの実など「潤い食材」を追加しましょう。     陽の不足はエネルギー不足の症状(腰の冷え、手足の冷え、むくみ、疲労…等)が特徴です。鶏肉、クルミ、エビ、ニラなどを食べることで改善が期待できます。       このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、 気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、 どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。     当院では、自律神経失調症をはじめ、 月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、 更年期障害、心身症、冷え性、ストレス関連障害、 うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害 摂食障害(過食症)、パニック症、睡眠障害(不眠症)、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、 統合失調症、過敏性腸症候群(IBS)、強迫症など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     なお、漢方薬による治療をご希望の患者様は、診察時に医師の方にぜひご相談下さい当院のような心療内科では、健康保険適用で処方することも可能です。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。