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【心療内科Q/A】「『タバコ』は自律神経にどんな影響を与えますか?」

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【心療内科Q/A】「『タバコ』は自律神経にどんな影響を与えますか?」

A. 医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。     喫煙者の方の中には、「イライラした時にタバコを吸うとスッキリする」「タバコを吸い込むと深く呼吸が出来て落ち着く」等といったように、タバコでストレスを解消されようとされる方が少なくありません。では、実際に「タバコでストレス解消が可能なのか?」と言うと、答えは「ノー」です     タバコに含まれるニコチンは、交感神経を過度に刺激し、心拍数の増加や血圧上昇、さらには血管を収縮させる作用があります。結果、血流は滞って血液がドロドロになり、内臓の働きが低下して、生活習慣病を引き起こす原因となります。そして、交感神経が過剰に優位になるため、当然ながら自律神経のバランスにも悪影響を及ぼします。     では、喫煙者の方は、何故タバコを吸うとイライラが収まるように感じるのでしょうか。それは、ニコチンによる依存症状が関係しています。     タバコを吸い続けると、脳が次第にニコチンに依存し、ニコチンが切れると今度は脳がニコチンを要求して落ち着かなくなりイライラが始まります。そんな時にタバコを吸うと、脳が満足し、あたかもストレスが解消されたかのように感じるのです。     つまり、タバコはストレスを解消するのではなく、むしろ「ニコチン切れ」というストレスの要因になってしまっているという訳ですタバコを吸うことでは決して日常のストレスを解消することはできません。この点をどうか誤解されないように、ご注意されて下さい。       当院では、 自律神経失調症、ストレス関連障害をはじめ、 大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、 うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、 摂食障害、パニック障害、睡眠障害(不眠症)、 月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、 過敏性腸症候群、更年期障害、心身症など、 皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、 心身両面からの治療とサポートを行っております。     今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。